川村カトアイヌ記念館

 

チセ cise (笹ぶきの家)

撮影 2005年8月25日

1984年に建てられたチセが老朽化したため新築されました。
チセは手作りで、ナラなどを支柱にし壁や屋根に笹を編み込んであります。



高さ5、5メートル 広さ約50平方メートルだそうです。

囲炉裏火を絶やさないようにして、お客様をお迎えしていました。
撮影しているとき、香りのいい小枝を焚いてくださいました。



入り口すぐの屋根部分です。

ヤナギの横木に編みこんだササの編み目の美しこと!
素晴らしさに、しばらく見入っていた・・・。

  

エゾシマフクロウ   コタンコロカムイ kotan-kor-kamuy


倉庫  プー pu

鹿肉、鮭の燻製などを貯蔵した食料倉庫。
まわりには大きなフキがいっぱいです。
アイヌ語で「フキは コロコ二 korkoni 」「フキノトウは マカヨ  makayo」というそうです。

川村カトアイヌ記念館

上川地方アイヌを代表する旧家川村家・第八代目・川村カ子ト氏がアイヌ民族文化を
正しく伝承するために私費を投じ大正5年に建設した北海道最古の資料館です。
近文コタンの歴史を今に伝える記念館にはアイヌ文化の貴重な資料・生活用具のほか
鉄道測量技師として国内外で活躍した川村カ子ト氏の遺品などを展示しています。

  
民芸品売店   撮影  2004年10月3日

アイヌ模様の木製品、実用小物などざまな民芸品がありましたよ
お土産はアイヌ模様の美しいヘアーバンドとエンジュの指輪にしました。



アクセサリーを選びながらアイヌ語を教えていただきましたよ
「指は
アシケペチ asikepeci 」  「首は レクチ rekuci
 」
頭は サパ sapa またはパケpake」というのだそうです。

 

川村カトアイヌ記念館の隣
車道の向こう側の景色は北海道教育大学旭川校の構内です

アイヌ記念館から徒歩約15分ほどのところに
『アイヌ神謡集』で知られる
知里幸惠さん
の文学碑があります。



旭川市立近文小学校 校門そば   撮影 2004年11月9日

「旭川」という地名について■

アイヌ語で「チュプ・ペッ」を語源にしている忠別川に由来し
「チュプ」は“日” 「ペッ」は“川”の意味で「日」を「旭」に置き換えて
「旭川」と意訳し、名付けたと言われているそうですが定かではないそうです。

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