井上靖記念館
記念館には旭川への想いをつづった自筆ノート、自筆原稿をはじめ
愛用品のほか貴重な資料が展示されております。
詳しくは井上靖記念館公式ページをご覧ください
企画展『おろしや国酔夢譚特集展』─井上靖ロシアを行く─
は2004年10月1日から12月26日まで開催されております。
代表的な歴史小説の取材資料、取材ノート、映画およびテレビの脚本
大黒屋光太夫一行の着彩画、『北蝦夷図説』など見ごたえのある展示品でした。
落ち着いた雰囲気の中で堪能できます。
井上靖記念館隣には旭川市彫刻美術館があります。
旭川市彫刻美術館
旭川ゆかりの彫刻家、中原悌二郎を記念した彫刻専門の美術館です。
中原悌二郎、ロダン、木内克、佐藤忠良、船越保武の作品を展示しています。
彫刻美術館は、旧陸軍第七師団の将校たちの社交場「偕行社」を利用しており
洋風の本格的なクラブ建築として国の重要文化財の指定を受けています
春光園
井上靖記念館と彫刻美術館前にある緑豊かな公園です。
この道を春光地区に向かって歩くとまもなく「井上靖通り」にでます。
1990年(平成2年)旭川市開基100年記念式典と井上靖文学碑除幕式に
ふみ夫人とともに出席されたのが最後の旭川訪問となりました。
「井上靖文学碑」は旭川市4条8丁目緑橋通りにあります。
私は十七歳の、この町で生まれ、 いま、百歳の、この町を歩く。 すべては、大きく変わったが、 ただ一つ、変わらぬものありとすれば、 それは、雪をかぶったナナカマドの、 あの赤い実の |
碑文(自筆原稿)の冒頭です。
ナナカマドの実
1993年、井上靖氏のこれまでの輝かしい業績を讃えるとともに
後世に引き継いでいくため、市が「井上靖記念館」と春光地区に「井上靖通り」を開設した。
井上靖通りの石碑
明治40年5月6日現在の旭川市春光6条4丁目で生まれました。
自伝的小説「幼き日のこと」のなかで、旭川のことを情緒豊かに記しています。
ナナカマドの並木通りにはさまざまな街路樹が植えられています。
クラブアップル(和名 山リンゴ)
バス通り側から
撮影 2004年10月6日