オオカミの森
この施設は、オオカミの棲む森に、私たちがそっとおじゃまするというコンセプトの元に建設されました。
隣の敷地にはエゾシカも飼育し、100年前の北海道をイメージした施設なのだそうです
2008年7月現在、シンリンオオカミのオス1頭、メス2頭を飼育。
白いオオカミ(クリス)は秋田県の大森山動物園から
黒いオオカミはオス(ケン)メス(メリー)の兄妹でカナダから来園しました。
では館内へ入ってみましょ♪
みなさん、楽しみにしていて「オオカミ、オオカミ」と言いつつ・・歩いています。
私も ワクワク♪ ドキドキ・・・
館内に入ると、「オオカミの森」誕生までの想いなどの説明や壁画があります。
一階から二階にあがる通路には元飼育員で
現在絵本作家の、あべ弘士さんによる壁画が描かれています。
かつて北海道の生態系の頂点にあったオオカミの様子や
人の手によって環境を変えられ、絶滅した悲しい歴史が壁面いっぱいに紹介されています。
頭上にある窓(地上に張り出したカプセル型のドーム)からは
オオカミの獲物となるユキウサギの目線から迫力あるオオカミの姿が観察できます。
丘の上から隣の敷地(フェンス)にいるエゾシカを眺めていたかと思うと・・
あっという間に駆け下りて・・
金網越しに
互いに意識しているかのよう…
放飼場には樹木や岩、渓流が作られ、岩陰や生い茂った野草などがあります。
オオカミ達は、この森をすぐに気に入って・・
ある場所に穴をほって居心地のいい場所を作っているのだそうです。
館内出口の通路から迫力ある姿が間近に見られます(金網越し)
白いオオカミは、せせらぎに座り込んで涼しそう〜
ゆっくりと、お手入れしたり・・
お気に入りの草むらで、のんびり・・ 毛並みを乾かしてご機嫌。
凛々しい
黒いオオカミ達は活発な動きで上手く表情を写せない・・
クリス(メス)と黒いオオカミ。 こちらはケン(オス)かな?
仲良くしていたのですが…
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悲しいお知らせです。
クリス 想い出をありがとう・・
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遠吠えをしているオオカミの姿。
2009年夏から仲間入りしたマース(メス)です
はじめまして 2009.10.01
初めての冬を過ごして… 2010.04.01
ケンとマースは 仲良くいい雰囲気になっていました。
楽しみなこと♪
シンリンオオカミは、トンネルのような巣穴を作って子育てをするそうです
近い将来、この森で子育てをする姿がみられるかもしれませんねぇ・・・