猫のハッピー




外猫の頃 厳寒期


おばさんは、これまで猫を飼った経験がなく
外猫の世話は不安がいっぱい!
人をこわがっている猫の様子を見ながら
覚えたばかりのパソコンでインターネット検索をしましたよ

とにかく夢中で動物〜猫〜外猫とさがしました。

2000年12月30日
AMIさんのHP「空と猫ニャの部屋」にたどりついたのです。
きっとご縁があったのでしょうねぇ

ハッピーとそっくりな毛色の猫の写真と話に感動し、掲示板に
「家の外に仔猫がいるのですが怯えて飛んで逃げます」と
はじめての書き込みをしたのです。
お正月準備に忙しい時期、ご丁寧な返信をいただき感激…

外猫と暮らした経験のあるAMIさんからの
優しい言葉に支えられ感謝しながら新年を迎えたのでした。



ハッピーは、どこからやってきたのかわかりません

2000年12月28日の夕暮れどき
よろよろとお腹をすかせて、それはもうフラフラな状態で
玄関先の黄色い雪かきの陰から突然現われたのです。

・・・残っていた力をふり絞ったのでしょう・・

悲鳴にも近い声で「ニャ〜ン」「ミャ〜オ〜ン!」と叫んでいました。

その日は大急ぎで用意した手作りごはんを あっという間に食べ、どこかへ…
翌日からは玄関に気配がすると、いつの間にか
雪かきの陰に丸く隠れるようにして、ごはんを待っていたのです。
警戒心が強く、しばらくは外で食べていました。

ごはんの容器は色々と試してみましたが
氷点下20度以下の気温では温めた猫缶もミルクも
食べている最中に凍ってしまいました。

おばさんは厳寒期、すぐに冷めてしまうミルクや猫缶を
おいしそうにムシャムシャと食べている姿が不憫でなりませんでした。

そうそう、トイレの場所は庭に決めてあるようで
ふりつもった雪をよけて用を足し、ちゃんと上から雪をかけていたのよ〜
吹雪の日には、ハッピーの背中の毛に粉雪がささりこみ
それはそれは寒そうにウンチをしていました。


撮影 2001年1月

この時期のハッピーは、すばやく逃げてばかりでしたが
不思議なことに、カメラを向けても嫌がる様子がなかったのです。
どんな猫なのか あとで、ゆっくり見たいと思い室内から撮影していましたよ。


この冬、ハッピーが体験した一番の寒さは氷点下28度でした。
雪に足跡がいっぱい・・ さぞ冷たかったことでしょう


撮影 2001年1月11日

厳しい寒さのなか、白い息をしながら歩いていたころです。


撮影 2001年1月15日

玄関先の風除室の戸は少し開けてみました〜


撮影 2001年1月17日

お腹いっぱいに食べた後、しっぽで一人遊び…


撮影 2001年1月22日

すこし丸くなってきました〜
1メートルくらいまで近寄っても逃げなくなった頃です。
まだまだ険しい表情をしていますね


■こちらは窓ガラスごしに普通のカメラで撮った写真ばかりです■



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