「伝説の森から」 ─平和へのこだま─

常磐公園会場 メイン作品





「伝説の森」と「あかりの華」

平和のシンボルとしての、あかりの華は
市民から参加を募り「あかりの華」を作成し平和への願いを込め
ひとつ、ひとつ、あかりをともしていただいたそうです



観客の列は伝説の森のなかへ入ってみましょう♪
マタパ「北の創世」絵が描かれマタパ伝説が森の奥から聞こえてきます。


☆ 北 の 創 世 ☆



マタパ「北の創世」絵図  一ノ戸ヨシノリ画


|北|の|創|世|神|話|

『マタパ伝説』
シベリヤの極光を産着にヒマラヤ山脈を揺り籠として、一人の赤子が誕生する。
名をマタパと言い幼少期を健やかに育ち、やがて凛々しく利発な若者として成長する
成人したマタパは
天界の大神の命によりアイヌが呼ぶ。イメル。ミンタラの任に着く事になる。
その頃、人間は欲望追及の果てに愚かな部族間戦争に明け暮れていた。
こうした人間界に憂慮したマタパは、人間に苦難を与えることで
人々が知恵を出し合ったり心を寄せ合う生活をするようになると考えた。
その為に四季の中に寒冷期(冬)をつくりだしたのでした。(省略)

「マタパ」とは、アイヌの言葉で「冬」を意味する


伝説の森は・・



赤色に紅葉の季節を感じ・・




群青色に冬を感じ
色彩は四季をイメージしているよう・・
観客ひとり、ひとり、それぞれの想いで楽しむことができます。




伝説の森は神秘的・・・


撮影   2004年2月1日



あさひかわ雪あかり2004